平成28年度北部国道改築設計(その1)業務

①対象法面の状況 ②定点観測
③挿入式孔内傾斜計 ④アンカー頭部荷重観測
 沖縄県北部国道事務所が管理する名護東道路世冨慶地区に位置するZC法面地内に於いて、地すべりの兆候と思われる亀裂が複数見つかり、法面の崩壊が危惧された。そこで、本業務では、対象法面における地すべり情報を収集する目的で、次に示す動態観測を実施した。a.抜き板観測 b.定点観測 c.挿入式孔内傾斜計 d.地下水観測 e.アンカー荷重観測。 9ヶ月間の観測を実施した結果、一部期間において往来の変動が認められたが、地すべりの兆候である累積傾向は確認されなかった。よって、対象法面の地すべり滑動は休止または小康状態にあると判断された。これは、対象法面の前方に仮置きされているトンネルズリが、地すべり対し押さえ効果をもたらしていることが、影響しているが考えられた。今後、このトンネルズリを撤去した場合、地すべり滑動が再発の危険性があるため、安全な道路環境の構築を目的に、同観測の継続を申し送りとして提案した。