本業務は、佐良浜漁港の35施設について、平成21年度に策定された機能保全計画書の更新を行うものである。35施設を対象に機能診断(陸上調査、船上調査、潜水調査)を実施した結果、3施設については機能保全対策を立案し、今後40年間の長寿命化を図ることとした。また、他の32施設については、現時点では健全であることから、日常管理計画を立案した。 機能保全対策を実施した3施設については、それぞれの劣化原因を踏まえ、対策断面を立案した。具体的には、物揚場のエプロン打換工、波除堤の本体コンクリート保護工、護岸の洗堀防止工を立案した。