南城市大城ダムは上流の圃場や地すべり斜面から流出する土砂の影響で洪水吐き呑み口を閉塞させ、堤体の決壊が危惧されていた。本業務は、有害な土砂や赤土対策として、砂防施設、沈砂池、排水路等の設計を実施し、砂防施設の設計に関しては、計画地盤が軟弱であったことから杭式砂防ダムを計画し、従来のRC構造と比較してコスト縮減を図った。