本業務は、沖縄県地域防災計画に基づき、大地震時における緊急物質等の輸送を迅速に行えるよう、既設の-6.0m岸壁を延長70mの範囲で耐震強化岸壁への耐震設計を行ったものである。FLIPにより地盤条件及び既設岸壁に対する解析(上図ダブルクリック)を行い、レベル2地震時における液状化の影響で岸壁の耐震性能が満足しない。更に、FLIP解析に基づいて、地盤改良対策(NJP工法:写真参照)の範囲等を決定し、レベル2地震時に要求される耐震強化岸壁の耐震性能を全て満足するように設計を行った(上図ダブルクリック)。