位置図(航空写真) 合同現地踏査(Dブロック)状況
全体平面図 Dブロック施工状況
 本業務は、名護市の真喜屋ダム上流域に位置する「真喜屋地区」畑地付近にて発生している斜面崩壊箇所3ブロック(D,E-1,E-2)の周辺農地の保護を目的に調査・測量・設計を行ったものである。対策工法の選定に際しては、発注者と地区の課題、問題点等の情報共有を図り、現地状況を踏まえた最適な工法選定に努めた。その結果、Dは盛土工法、抑止工(吹付枠,擁壁等)工法等の3案から、盛土工法を採用した。E-1は斜面の崩壊状況より上段部、急崖部、中腹部の3つに分けて検討した結果、間知ブロック積擁壁、吹付法枠(鉄筋挿入)工、盛土(カゴ枠)工を組合せて採用した。E-2は崩壊状況より、上段部、中腹部の2つに分けて対策工法を検討した結果、吹付法枠(アンカ-)工、盛土(カゴ枠)工を組合せてを採用した。