松川高架橋全景 松川高架橋と県道の立体交差部 老朽化した安里川人道橋
 本業務は、人道橋3橋の調査・補修設計、人道橋1橋の架替えに関する調査・詳細設計及び橋長81.76mの松川高架橋(4径間単純合成桁橋、耐候性鋼材使用)における詳細調査、補修設計及び橋脚の耐震補強設計を行った業務である。 松川高架橋の詳細調査は塩分・圧縮強度・中性化・アルカリ骨材反応試験を行った。調査結果を基に本橋梁の耐久性を評価し、加速期と判断したが、補修・補強対策を実施すれば長寿命化と耐震性能2の確保が図れる。補修設計では橋面防止工・ひび割れ対策など、耐震設計では、橋脚張出梁の外ケーブル工法による耐震補強及び柱部のRC巻立補強工法を提案した。P2、P3橋脚の仮設工にライナープレート工法を採用した。