本業務は、道路防災点検の実施により得られた道路防災や道路地震対策の基礎資料を地理情報システム(GIS)とデータベースを用いて一元的に管理できる道路防災点検調書管理システムを構築したものである。本システムの導入により、危険箇所を視覚的に把握することが可能となり、点検対象項目(落石崩壊、岩石崩壊、地すべり等)、危険度や対策状況等で多様な目的に即した検索を行い、各種調書(箇所別記録表、安定度調査表等)を参照することができる。さらに、道路事業の優先順位の判定が容易にできる。