施工前
完成イメージ
 本業務は、県道9号線のうち、大保川を跨ぐ大保大橋の架替えに伴う橋梁詳細設計、既設橋撤去設計及び仮桟橋詳細設計を実施したものである。上部工詳細設計では、鋼5径間連続箱桁橋について耐久性及び維持管理性の検討を行い、①主桁金属溶射及び溶接継手、②桁間のFRP防護板を推奨した。また、②上部工架設計画では横取架設工法を主とした架設計画を立案した。下部工形式は逆T式橋台及び張出式橋脚(小判形)を採用、基礎工形式は杭種・杭径の比較検討を行い、場所打ち杭工法を採用した。支承構造は、形式比較を行い最も経済的な固定可動支承を採用した。既設橋撤去設計における上部工撤去計画では、架設桁設備による撤去計画を立案した。