品質方針
土木工事に関する調査、企画、立案、助言及び設計、施工監理を通して顧客の技術パートナーとしての役割を適切に提供する企業を目指します。
- 高度専門技術を最大限に発揮し、顧客の利益を確保する。
- 適切な技術競争により、成果の品質を確保すると共に、技術水準の向上に努め、顧客の信頼を得る。
- 品質向上・維持のための長期的な人材育成に努める。
ISO9001の要求事項
ISO9000シリーズの中で企業に求める内容を具体的に定めているのがISO9001(品質マネジメントシステムの要求事項)です。ISO9001は 2000年に改訂され、ルールを決めて文書化し、これを守るだけでなく、企業に有益な効果が出るように運営管理(マネジメント)することを求めています。
8つのマネジメントの原則に基づき定められたISO9001(品質マネジメントシステムの要求事項)は、次のような要求事項で構成されています。
品質マネジメントシステムの要求事項
統計的な運用の確保 |
---|
|
P・D・C・Aによる継続的改善 |
---|
|
認証取得範囲
当社のISO9001認証取得の範囲は、建設に関わる企画、設計及び測量、地盤・地質調査、施工監理のコンサルタント業務です。
導入効果
常に、PDCA(P:計画、D:実施、C:評価、A:処理)のサイクルによる業務の改善、向上に努め、顧客の満足する設計成果品を提供します。
社内効果
- システム化によりミス防止が図られ、品質向上が期待できます。
- 問題が生じても早期発見・解決により、高品質が維持できます。
- 社員の責任と権限の所在及び業務手順が明確になり、業務の効率化が図れます。
- 品質管理体制の活性化及び効率化が図れます。
- 教育・訓練を実施し、適切な人材の活用が図れます。
対外的効果
- 品質向上を図るため、対外的な信頼性が高まります。
- 企業ランクの格付けが上がるため、入札参加の条件に対し有利です。
- 国際的品質基準であるため、海外事業への参加に有利です。
運用状況
![]() |
基本方針の策定発注仕様書をもとに設計箇所や顧客支給品の有無を確認し、代替案の有無を検討します。また、業務実施の基本方針を策定します。 設計計画書作成各設計テーマは、社内規定により認定された有資格者(照査技術者、管理技術者、主任技術者、CAD担当者)が担当します。主任技術者は、設計成果品の質を高めるために、設計計画書を作成します。設計計画書には、設計概要、実施方針、組織図及び作業分担、設計検証実施計画等を明記します。 設計審査工種毎のチェックリストを用いた第1回~第3回及び最終の設計審査で設計条件、工法選定、実施結果等の適切性を確認します。照査技術者、管理技術者、主任技術者が参加し、設計条件、適用基準、設計方法、計算結果等を各段階で詳細に審査します。 設計検証顧客の要求事項及び法規・基準(設計へのインプット)に対して、設計成果品(設計からのアウトプット)の適切性を確認します。 妥当性の確認照査技術者、管理技術者、主任技術者及びグループ以外の技術者も参会し、設計成果品の妥当性を確認します。環境性、安全性、経済性等の顧客・使用者のニーズに応じて設計の妥当性を会議で確認します。 最終検査すべての検証活動が完了後、規定要求事項を満足していることを技術管理部の長が最終的に検査し、納品を許可します。 納 品常に高品質の設計成果品を顧客に提供し、顧客の満足度を確保します。 |