沖縄県は、島嶼県であるため、地域振興の発展のために社会資本整備が進められ、その中で橋梁は交差物(河川・海上・道路)を横断する重要な構造物として計画・設計・建設されてきました。また、沖縄は特有の自然条件(気象・地形・地質)を有しているため、橋梁建設において多くの技術課題(基礎地盤処理、塩害対策、環境保全)があります。  当社では、最新技術を取得するため県内外の建設コンサルタントおよび大学と技術交流を図り、橋梁計画・設計・施工・維持管理などの技術取得に努めています。さらに、橋梁技術の問題に対し積極的に取組み、その成果として学会・雑誌等に論文を発表してきました。特に、重要視される耐久性・耐震性・耐力の向上やコスト縮減および景観性について、解析ソフトやCGを駆使して計画・設計を行っております。さらに、今後はプロポ-ザル(技術提案)へ積極的に参加する方針であります。

事 例

幹線道路の橋梁

本橋梁は、幹線道路のバイパス計画における丘陵地の河川と既存道路を横断する高架橋(鋼橋)として計画されました。詳細設計においては、ライフサイクルコストの最小化に配慮した維持管理の検討と群杭処理および近接施工を考慮した基礎形式の検討を行ないました。さらに、分散支承の採用を行ない耐震性の向上を図りました。

海上の橋梁

本橋梁は、沖縄県粟国島の粟国漁港と島内一周道路を結ぶ漁港内道路の海上部を横断する連絡橋として計画されました。海上橋で厳しい塩害環境であるため、維持管理等のライフサイクルコストの縮減を考慮した塩害対策(樹脂鉄筋・ポリエチレンシ-ス管)を施し耐久性の向上を図りました。


公園内の橋梁

本橋梁は、那覇新都心天久公園内の「水の道」と「中央広場」を連絡する管理道路も兼ねた歩道橋として計画されました。本橋梁が那覇新都心シビックコア地区に指定された場所であることからランドマ-ク的な景観性に配慮した鋼単弦パイプア-チ橋を選定し設計しました。

都市内の歩道橋

本歩道橋は、国道330号線交差点改良および都市モノレ-ル工事に伴う既存歩道橋の架替で計画されたものです。本橋の基礎形式は、地下埋設物の移設をしないで施工が行え、さらに施工ヤ-ドと交通制限の最小化を図れる深礎杭を採用しました。また、主桁は[ 型形状にして景観性を高めています。