水は、上水道施設にて効率よく安全に供給され、社会生活活動に伴って発生する汚水は、下水道施設にて自然環境への負荷がない適正な状態まで処理されます。  しかし、近年、環境に対する人々の関心が高まっており、下水処理水等も貴重な資源としての有効利用が求められています。下水処理水の有効利用は下水道技術における重要な課題であり、最新の科学技術をもって、解決して行かなければならない事項であります。  当社では、上下水道の実施設計に参画し、これまでに上下水道管布設における開削、推進工法等の管路施設設計に携わってきました。今後も、地域社会の公衆衛生の向上を図り、住居地の環境整備と健全な発展に貢献するために上下水道の計画・設計に積極的に取り組む方針であります。

事 例

幹線導水施設調査設計

本業務は、県企業局が計画する西系列の大口径導水管の設計を実施したものであります。管布設工法は、道路一般部は開削工法を採用し、県道横断部については、地形、地質、地下水位、多数の地下埋設物等の条件に対応できる推進工法を採用しました。推進工法は、構造性、施工性、経済性等から泥水加圧式推進工法を採用しました。

 大口径泥水加圧式推進工法の施工状況

流域下水道実施設計

本業務は、流域から流出する汚水を速やかに汚水処理場へと導くための下水道管の調査・設計を実施したものであります。  管渠布設は、地形、地質、地下水位、地下埋設物および交通状況を考慮した推進工法を採用しました。

 小口径泥水式推進工法の施工状況

公共下水道実施設計

本業務は、公共下水道事業の一環で、対象地区から流出する汚水を、終末処理場へと導くものであります。 管渠布設は、土被りが浅く、道路交通への影響がないことから、開削工法を採用しました。また、一部地区においては、地形の起伏が激しく自然流下での管路計画が困難であったため、圧送併用方式を採用しました。具体的には、組立式マンホールの中に水中ポンプを設置したマンホールポンプ施設を計画・設計しました。

 マンホールポンプ施設の竣工状況