P10橋脚劣化状況写真(断面修復工) P6橋脚防舷材設置写真(工事後) P8橋脚の特殊高所技術による点検
 本橋は本部半島と瀬底島を結ぶ離島架橋であるため路線の重要性が高く、高い耐震性能も要求されている。本業務では、既存図書を基に上下構造の寸法形状を確定し、現行基準による耐震性能照査を行った。その結果、現行規準に要求されている耐震性能を有していないことが判明した。耐震性能照査の結果を踏まえ、鋼製支承の腐食劣化による機能不全や、下部構造の殆どが海水中に位置し、段落し部を有することに配慮したレベル2地震動に対する耐震補強の基本方針を定めた。また、P6・P7橋脚の防舷材取付検討、橋脚主鉄筋腐食による断面欠損を考慮したP10橋脚の耐震補強設計、特殊高所技術によるP7・P8・P11橋脚の損傷調査を実施した。

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