Management202504 品質方針_202504

品質方針

土木工事に関する調査、企画、立案、助言及び設計、施工監理を通して
顧客の技術パートナーとしての役割を適切に提供する企業を目指します。

1.高度専門技術を最大限に発揮し、顧客の利益を確保する。

2.適切な技術競争により、成果の品質を確保すると共に、技術水準の向上に努め、顧客の信頼を得る。

3.品質向上・維持のための長期的な人材育成に努める。

ISO9001の要求事項

ISO9000シリーズの中で企業に求める内容を具体的に定めているのがISO9001(品質マネジメントシステムの要求事項)です。ISO9001は 2000年に改訂され、ルールを決めて文書化し、これを守るだけでなく、企業に有益な効果が出るように運営管理(マネジメント)することを求めています。

8つのマネジメントの原則に基づき定められたISO9001(品質マネジメントシステムの要求事項)は、次のような要求事項で構成されています。

品質マネジメントシステムの8原則

・顧客への焦点

・リーダーシップ

・要員の参画

・プロセス・アプローチ

・マネジメントへのシステム・アプローチ

・継続的改善

・意思決定に対する事実に即したアプローチ

・供給者との互恵関係

品質マネジメントシステムの要求事項

・品質マネジメントシステム

・経営者の責任

・資源の運営管理

・製品実現

・測定、分析及び改善

品質マネジメントシステムの要求事項

統計的な運用の確保

品質保証マニュアル

品質方針と品質目標やそれを達成するための、組織内の仕事の流れと仕組み及び責任と権限が記述されています。

設計マニュアル

工種別に業務の手順、基準、方法が記述されています。

記録様式

業務の計画及び実施の結果を記録します。

品質記録

業務の計画及び実施の結果が記録されています。

P・D・C・Aによる継続的改善

Plan(計画・文書化)

顧客要求事項及び組織の方針にそった結果を出すために、必要な目標及びプロセスを設定する。

Do(実施)

それらのプロセスを実行する。

Check(検証)

方針、目標、製品要求事項に照らしてプロセス及び製品を監視し、測定し、その結果を分析する。

Action(処置・改善)

分析データを基にプロセスを改善するための処置をとる。

認証取得範囲

当社のISO9001認証取得の範囲は、建設に関わる企画、設計及び測量、地盤・地質調査、施工監理のコンサルタント業務です。

導入効果

常に、PDCA(P:計画、D:実施、C:評価、A:処理)のサイクルによる業務の改善、向上に努め、顧客の満足する設計成果品を提供します。

社内効果

1.システム化によりミス防止が図られ、品質向上が期待できます。

2.問題が生じても早期発見・解決により、高品質が維持できます。

3.社員の責任と権限の所在及び業務手順が明確になり、業務の効率化が図れます。

4.品質管理体制の活性化及び効率化が図れます。

5.教育・訓練を実施し、適切な人材の活用が図れます。

対外的効果

1.品質向上を図るため、対外的な信頼性が高まります。

2.企業ランクの格付けが上がるため、入札参加の条件に対し有利です。

3.国際的品質基準であるため、海外事業への参加に有利です。

運用状況

業務計画書の作成
設計審査
設計検証
設計の妥当性の確認
納品

1.業務計画書の作成

設計概要・実施方針・組織図及び作業分担表・実施設計フローチャート・工程表・組織上及び技術上のインターフェース・設計へのインプット・設計からのアウトプット・打合せ計画及び照査計画を含む『業務計画書』を作成します。

2.設計審査

設計検証実施計画に基づき、『業務計画書』に記述された人員と『照査報告書』を用いて設計審査を実施します。設計審査の結果は『照査報告書』にまとめ、管理技術者の確認と照査技術者の承認を得ます。

3.設計検証

設計検証実施計画に基づき、『業務計画書』に記述された人員と『照査報告書』を用いて設計検証を実施します。設計検証の結果は『照査報告書』にまとめ、管理技術者の確認と照査技術者の承認を得ます。

4.設計の妥当性の確認

顧客との最終協議の場面で、設計成果品が顧客要求事項を満足していることを顧客と交えて確認します。確認した内容は『打合せ協議簿』にまとめ照査技術者の承認を得ます。

5.納品

常に高品質の設計成果品を顧客に提供し、顧客の満足度を確保します。

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